2015年8月4日火曜日

もう(岡部研究室)ないじゃん

こんにちわー。館山とジャカルタでおなじみの岡部研です。


皆さん存じ上げていると思いますがこの岡部研、公式ではもう千葉大にはありません。なんでここが研究室紹介大トリなんですかねえ…。しかも唯一建築展のメンバーでない僕が筆を握るというね。(呆れ)
と、まあ色々なプレッシャーを感じながらも研究室紹介を書かせて頂きます。まずは冒頭でも書いているメインのプロジェクトについて。




館山



千葉県の最南端に位置する館山市に拠点を置き、ワークショップやリノベーションを通して地域と関わりながら総合的な提案を実践しています。



ジャカルタ



ジャカルタにはカンポンと呼ばれる高密度居住地区が数多くあり、その中でも中心近くのカンポンCIKINIというエリアをフィールドに、2011年からインドネシア大学と共同でプロジェクトを行っています。


この辺は4年生あまり関わりがありませんでしたけど。一応プロジェクト自体は来年以降も継続するので、今後携われる機会があればという感じですね!




そして6月半ばに僕達四年生がメインで携わったワークショップについて。ちなみに都市系の研究室はお隣の「都市環境システム学科」の方々と合同でプロジェクトに取り組む機会が多いのですが、今回のワークショップもその例に違わず合同でやらせて頂きました。

敷地は千葉駅西口周辺地区を対象にし、千葉大学協定校のメキシコのベラクルス大学の学生と共同で国際的なまちづくりワークショップを行いました。


メキシコの学生達と英語で議論を交わし、様々な意見が飛び交う中でさらに四日間という短い期間。最終日はみんな徹夜で作業を行い、なんとか提案を完成させられました…。


先ほどのメキシコの方々とのワークショップはこちらに詳しく乗せているので気になる方は是非!

活動については概ねこんな感じですね。



そして7月半ばに行ってきた沖縄ゼミ旅行の写真を。
海がめちゃくちゃ綺麗でした…。










嘘でーす。台風9号、10号のおかげで旅行はキャンセルになったし、5万円はどこかへ飛んで行きました。なお3万円は帰ってきた模様。


代わりに館山に(ゼミ合宿込みで)行ってきたので、館山のプロジェクトの中心である茅葺き屋根の家「ゴンジロウ」と今回の活動の様子を紹介したいと思います。台風は絶許。


「ゴンジロウ」の居間。生活感溢れています。



去年完成したばかりの土間。開閉式です。




離れのキッチンとトイレ。館山の生活には欠かせません。




草刈り、伐採で出てきた草木を燃している所。
今回の活動は「ゴンジロウ」の周辺整備がメインでした。



海も近いよ。暇な時間は釣りで時間を潰します。



夜は星を見ながら酒を飲み交わしました。
夏の大三角形なんだよなあ。



とまあこんな感じで楽しくやらせてもらってます。他の研究室の人もプロジェクトに興味がある人がいれば是非参加しちゃったりしてください!


以上岡部研より紹介させて頂きました(*^^*)

(文責:長谷部)



ありがとうございました!
なんだか夏らしさを感じさせる岡部研紹介でしたね。
世間はもう夏休みかぁ、なんて思ってしまう季節ですけれども…頑張っていきましょう。

館山、ジャカルタの活動は岡部研のイメージも強く、楽しみにしていた人も多かったかもしれませんが、記事にもある通り、今年で岡部研はなくなってしまうんです。しかし、プロジェクトは続くということで、興味がある人は都市棟までぜひ遊びに行ってみてください。


さて、今まで20回にわたってお送りしてきた「千葉大学建築学科研究室紹介」でしたが、いかがでしたでしょうか。更新がまちまちで見にくいこともあったかと思いますが、見てくださってありがとうございます!
改めて数えると、20個も研究室があったのかと少し驚いたりもしました。普段はなかなか一緒に活動しない研究室のことも知れたりして、私たち自身も楽しめたのではないかな、なんて思っています。


そして、次回についてですが…またまた私事なんですけれども、私たち建築展のメンバーの多くがこの夏大学院試験を控えているということで、あと1か月もない!院試の勉強に専念させていただきます。千葉大学の院試が終わったあたりからまた、少しずつ更新していこうかなという予定ですので、また会う日をたのしみに!いい報告ができるように!頑張りたいと思いますので、そちらの方も応援していてください。では!さようなら~



(文責:山崎)


2015年8月1日土曜日

宗方研究室です。

こんにちは、宗方研究室です。



さて、まずはこの先生をご存知でしょうか。




我らが宗方先生です!

一度でも会った事がある人なら、わかると思います。
そっくりです。

去年のM2の方々の作品ですが、かなり秀逸だと思っております。笑


宗方先生率いる宗方研といえば、みなさんの中でざっくりと「環境系の研究室」という認識ではないでしょうか。
今日はせっかくの機会ですので、私たち宗方研が何をしているのか、どんな研究室なのかお話したいとおもいます!

宗方研は、建築環境工学の中の光視環境及び建築環境心理学を専門にする研究室です。主に、人工照明や昼光照明によってもたらされる照明環境の明視性、雰囲気性、知的生産性などを扱います。また、単に「光」に着目するにとどまらず「見えている環境」に範囲を広げることで外部環境などを扱うこともあります。一方、建築の中における人に注目した「建築環境心理」を考える研究室でもあります。人間は様々な建築空間において環境からの刺激に身を晒し、環境要素を知覚し、その意味を認知し、行動しています。宗方研は、この関係性に着目し、その構造を明らかにすることを主なテーマとしています。

つれづれと難しいお話をしてきましたが、要するに空間からうけとる感覚(印象)の要因を探り、そのメカニズムを見出すのがわたしたちの研究室です。


現在、学部生が研究している内容は

オフィス空間の変動照明における異なる色温度での明るさ知覚
閉鎖感・開放感を与える光の入り方・景色の見え方
薄暗さにおける印象評価
床にまつわる生活様式からみたくつろぎ感
会話のしやすさと喧騒感

と、まあ光視環境だけでなく、触覚や音環境など、興味さえあればしっかりと研究していくことができる場所です。


現在は週一のゼミをこなしつつ、各自論文を構想中。また、院試の勉強中ですかね。
基本的には環境系の学生室で、川瀬研・林研と一緒に学んでおります。




学生室のバジルもいい感じに育ってきたので、密かに女子会を企画しています。料理できる方、募集中です。

(文責:宮崎)


ありがとうございます!
宗方先生、そっくりです!
宮崎さんとは、去年一緒に宗方研究室の先輩の実験に参加させていただいたこともありましたが、今年は宮崎さんが実験をするのかな?あと2年後かな?
宗方研究室に興味のある人もないひとも実験に協力お願いしますね!なんて。

さてさて、次回がいよいよラストの都市系研究室「岡部研究室」です。岡部研究室は残念ながら今年から募集がなくなってしまうのですが、そんな岡部研究室の最期を飾る彼らに、研究室紹介の最期も飾ってもらいましょう!おたのしみに!

(文責:山崎)